読書禁止週間 4日目
朝起きてすぐにブログを書く。
昨日セミナー動画をみている時からやろうと思っていた作業に取りかかる。
過去に書いたブログの書き直しだ。
自分が書いたものをしばらく経って見返すのは恥ずかしい。
自分の考えの足りないところやライティングスキルの無さに向き合わされるからだ。
書いた当初はこんなに面白くていい文章なかなか書けないだろう、えっへんとしたり顔でアップしているから尚更だ。
恥を忍んで一部を以下にさらすと、
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これまで何の疑問も持たずに、こんにゃくを食べてきた。
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おでんなどに入っている何となく灰色というかひじきの混ぜ込まれた弾力のあるこんにゃくは、味の滲みも悪いし、食べても味わいにかけるし、つかみどころがないという認識しかなかったけれど、最近食べた刺身こんにゃくが思いのほか印象深かったので、こんにゃくについて調べてみることにした。
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と言ってもやはり刺身こんにゃくもこんにゃくであるので、その認識としても、緑色で(アオサが練りこまれている)普通のこんにゃくよりちょっとプルプルひんやりしていて、普通のこんにゃくよりさらに箸で掴みづらく、普通のこんにゃくと違って酢味噌をつけていただくものだと思って食べてきた。
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が、どうやらいろいろ調べてみると、刺身こんにゃくにもいろいろと種類があるらしい。
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まず一つが、やまふぐ。
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こちらは手順は普通のこんにゃくつくりと同じであるが、3割ほど水を減らし、こんにゃくを練る時間を多めにする。灰汁(あく)は普通のこんにゃくの倍量を入れて(こんにゃくは水で練ったこんにゃく粉に灰汁を入れないと固まらない)よくかき混ぜる。
海外の人に向けて日本の食材を紹介するつもりで書いた。日本語で書いたものを後で英訳してアップしている。
・「日本食を知らない海外の人に向けて書く」と想定しておきながら、こんにゃくを世界中の誰もが知っているという前提で書いている。
・一つの文が長い。
・調べたことや思ったことを順に書き並べているだけ。
読めば読むほど恥ずかしい。
「そうは言っても近江八幡へ行って赤こんにゃくを買ったりして、調査しているじゃないか、えらいぞ」とひとまず自分で自分を慰めながら、書き直していく。
以下、考えたこと
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誰のための記事か?
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海外の日本食に興味を持っている人
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どう感じてほしいか?
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こんにゃくは奥深くて面白い
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その人の生活がどうなったらいいか?
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実際にこんにゃくを食べてみて、新しい体験を楽しんでほしい
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他の日本食材を食べて、世界を広げていってほしい
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新しい体験を味わい楽しむことは、生きていることの喜びを感じることにつながることを知ってほしい
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思考の枠を広げる、世界が違って見えるようになる
最後の方は自分の価値観が入っているのでカットし、構成を考えなおす。
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海外ではこんにゃくがどう捉えられているか
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普通のこんにゃくとは?
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作り方
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植生
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歴史
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派生品としての刺身こんにゃくの情報
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派生品としての赤こんにゃくの情報
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総論
こういう構成の本はよく見る。
『育ててみようこんにゃく』みたいな
もうちょっとひねってみようと考え、
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一番言いたいことは何か?
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見立て食という想像力豊かな食べ方が、食事を楽しくする
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例えばこんにゃくはヘルシーな食材というだけでなく、日本の文化や価値観にも触れることができる食材である
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海外の人はこんにゃくを食べない。だが日本では広く食卓に浸透している。
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日本でこんにゃくが受け入れられたのは、仏教で肉食が禁じられていたからだ。
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結果的に、食事が健康的なものになったが、そこには見立て食という食事を楽しむ工夫があった
記事にするなら、こういう構成になるだろうか。
あるものを何か別のものに見立てて食べるというのは、日本だけでなく海外でも事例があると思う。
こんな構成でブログを書き直してみようと思う。