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自己理解と自己発見のための服飾について

ライザップに通い始めて2週間たった

12月の半ばから、ライザップに通い始めた。

30歳を超えたあたりから一気に65キロまで太り、それからぜんぜん体重計の針がうんともすんとも動かなくなってしまった。

時にお酒を抜いてみたり、ジムに通ったりしてみたが一時的に61キロまでいったが持続せずリバウンドしてしまったりしていた。

 

最近『Not how who』という本を読んだこともあり自分でなんとかするのを諦めて人を頼ろうという気分になっている時だったこともあって、ライザップに申し込んでみた。

 

目的は、60キロ以下まで体重を落とし、その後その体重をキープすること。

そのために必要なのは、食事と体を動かすことについての習慣を新しくすること。

レーニングにしても食事にしても、いちから見直して学び直せるいい機会だった。

 

かつてトレーニングしていた時は、完全に自己流で、以下のメニューを週2回程度行っていた。

・ラットプルダウン

・チェストプレス

・レッグプレス

これらを2セット、最初は軽い負荷で20回、2回目は6から8回できる程度の負荷でやっていた。全体にかかる時間は30分程度。これくらいの短時間が継続的にジムに通える最短時間だった。

 

とはいえ最後にジムを解約してから1年くらい経っていたので、始める前は、トレーニングはきついだろうなと思っていた。

実際、きつかった。

自己流でやっていたせいで、足や胸をぜんぜん鍛えられていなかった。だからいざ本格的にトレーナーに見られながらスクワットをやるとかなりきつい。

背筋は強いのか、ラットプルダウンやケーブルローイングはあまりつらくない。

毎回やる部位を足と背中、胸と肩と分けているので、一週間どこかしら筋肉痛になっている。(腹筋は毎回)

 

問題は食事だった。

最初に言われたのは、糖質を1日50gまでに抑えることと、タンパク質と脂質をとること。

やってみて初めて気づいたが、これまではとにかく朝のタンパク質摂取量が少なかった。

タンパク質は私の場合1日60gの摂取が求められる。これは夜一気に60gとればいいのではなく、毎食20gとる必要があるらしい。

時間がないからとほぼ毎朝コンビニでサンドイッチを買っていたが、そんなものはなんの足しにもなっていなかった。

タンパク質を取るようになって一番感じた変化は、お腹が減ってもイライラしなくなったことだ。

これまではタンパク質の量が足りていない一方で炭水化物の量が多すぎるほどだった。

菓子や清涼飲料水を飲まずタンパク質を十分にとっているから、変なおなかの空き方をしない。

さらに、サラダを毎日食べるようになったおかげで、料理の楽しさが広がった。

これまでは簡単にできるおつまみのようなものやクックドゥを多用していたが、最初はレタスサラダから(洗って水気を取るために絞り、ドレッシングをかけただけ)レシピ本を買ってきて、白菜と豚肉のサラダまで作るところまできた。

白菜を生で食べたことなんてなかったから、とても新鮮な体験だった。

みずみずしくて、思った以上に甘い。

市販のドレッシングは使っていないので、マヨネーズとヨーグルトのドレッシングを作ったりもした。市販のドレッシングが使えれば多分やらない挑戦だろう。

これまではソース派だったので、青梗菜と舞茸の炒め物にバター醤油を使うのも多分ソースが使えればやらなかっただろうと思う。

色々な制限によって、自分の料理に新しいクリエイティビティが発揮できて、料理がとてもたのしくなった。